「グラレコ」なら知っていても、「フォトレコ」はご存じない方が多いかもしれません。
「フォトレコ」とは、写真に文字やイラストなどを書き込んで、情報を伝わりやすくデザインしたもの。
ひと目見て「かわいい!」「キレイ!」と感動するし、SNSでの訴求力も高められます。
この記事では、かわいいフォトレコを作るための、3つのコツをご紹介します。
「かわいい字が書けないし、センスないから、うまくできなさそう…」と思っている方も、ぜひチャレンジしてみて下さいね。
フォトレコのコツ1|余白のある写真を選ぶ
フォトレコでは、余白のある写真を選びましょう。
NG例のような、被写体を大きく撮った写真は、文字を入れるスペースが少なく、フォトレコには向きません。
写真を切り抜いて、余白を作ることもできますが、本来の写真を活かしたほうがラク。
OK例のような、余白の多い写真を選びましょう。
模様などがない、暗い茶色のテーブルなので、文字が入れやすかったです。
アイボリーカラーで描いてみました。
写真を撮るときから、フォトレコを書くスペースを意識して撮影するといいですね。
フォトレコのコツ2|レイヤーはこまめに分ける
写真の上にいきなり書かず、空白のレイヤーを1枚重ねて、その上から書きましょう。
いろんなブラシや色を使うなら、そのたびにレイヤーをしっかり分けます。
一部だけ動かしたり、消したくなったとき、同じレイヤーだといろいろややこしいから。
レイヤーを新規に追加するのは一瞬ですが、あとから分けようとすると結構大変。
最終的に、レイヤーを分けていた意味がなかったとしても、統合するのは簡単です。
念のため、レイヤーを分けておくことが、結果的に時短になりますよ。
Procreateでなくても、レイヤーを追加できるアプリならなんでもOKです!
フォトレコのコツ3|文字は均一に書き、バランスを整える
iPadで書くと、いつもの自分の字と違った感じになります。
だから、普段、手書き文字があまりキレイじゃないという方も、まずはトライしてほしいのが大前提。
それでもなかなかうまくいかない…という方は、文字の大きさ、間隔、バランスを揃えることを意識すると、かなり変わります。
小学校のときの漢字の練習ノートのように、マス目の中に文字を入れていくイメージ。
Procreateをはじめ、お絵描きアプリでは、文字を書いたあと、大きさを変えたり、カーブをかけたり自由にいじれます。
ですが、最初に書いた文字のバランスが崩れていると、うまくいきません。
そのため、最初は少しきっちりめに書いて、徐々に自分なりのバランスを見つけていくのがオススメ。
慣れてきたら、文字で遊ぶのも楽しいですよ!
このジンベイザメシュノーケリングのフォトレコは、海の中なので、ゆらゆら揺れているような文字を目指しました。
Procreateのブラシ「Gesinskiインク」は、リボンのような線が書けるので、アルファベットにアクセントをつけています。
フォトレコがうまくなるには、たくさん書くのがいちばん!
フォトレコで「かわいい!」を作るためには、ちょっとしたコツがあります。
結局は、たくさん書いて練習して、試行錯誤していくのが、上達の近道。
フォトレコは、お習字のような整った字を書くことが目的ではありません。
旅の思い出や、おすすめのお店、買ってよかった商品など…写真を引き立てて、情報を盛り込むもの。
自分の思いを乗せたフォトレコ、これからも発信していきます。
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